ページ

ラベル 男性 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 男性 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年3月3日土曜日

陽だまりの彼女 越谷オサム

幼馴染の真緒と10年ぶりに再開を果たす僕。
かつての彼女は「学年有数のバカ」と呼ばれ、冴えないイジメられっ子だったのだが、再会した彼女はモテ系のデキる女へと大変身を遂げていた。
急速に関係が近づき、過去の思い出と共に彼女と幸せの時を過ごしていくのだが・・・

2011年12月12日月曜日

鎮火報 日明恩

これまであまり描かれることのなかった消防士の活動と日常をリアルに取り上げた物語であると同時に、ひとりの新人消防士が消防の現場での困難さ、理不尽さを経験し成長していく姿を彼目線で描いた物語になっている。
加えて、いろんな要素が盛り込まれていてそれぞれが楽しめるものになっている作品だ。

2011年11月7日月曜日

美女と竹林 森見登美彦

これは京都は桂にある竹林の伐採を目論んだ竹林好きの登美彦氏が右往左往、縦横無尽に暴走し妄想しまくるエッセイなのか???

とにかくだらだら、うだうだと一向に進まない伐採といかに登美彦氏が竹林好きであるかが伐採作業と同じくだらだらと書き連ねられているものである。

2011年11月4日金曜日

失われた町 三崎亜記

ある日突然、ひとつの町からそこに住むすべての住民が消え去ってしまう。
原因もなにもわからないまま繰り返される町の消滅。

そんな消滅によって大切な誰かを失った者たちは悲しむことすら禁じられたまま、どう生きていくのか。
少しズレた世界を描いた、不思議な雰囲気の物語である。

2011年11月3日木曜日

謎解きはディナーのあとで 東川篤哉

大富豪の令嬢が所轄の刑事となり殺人事件に遭遇するも、そのお嬢様の運転手兼執事の名探偵並みの推理力で事件の真相を解明していく。

2011年4月に本屋大賞を受賞した作品で、謎解き以上にお嬢様と執事のやりとりがおもしろい(?)モノになっている。

2011年10月16日日曜日

独白するユニバーサル横メルカトル 平山夢明

C10H14N2(ニコチン)と少年-乞食と老婆
Ωの聖餐
無垢の祈り
オペラントの肖像
卵男(エッグマン)
すまじき熱帯
独白するユニバーサル横メルカトル
怪物のような顔(フェース)の女と解けた時計のような頭(おつむ)の男

8つの短編からなる平山夢明のこの作品の内、「独白するユニバーサル横メルカトル」が第59回日本推理作家協会賞を受賞している。

2011年10月2日日曜日

巨人たちの星 ジェイムズ・P・ホーガン

『星を継ぐもの』、『ガニメデの優しい巨人』に次ぐシリーズ第3弾だ。

前作で地球を飛び立ったシャピアロン号

自分たちが地球人類に対して過去に行った行為に後ろめたさと後悔を感じ、仲間がいると思われる星へ確証もなく旅立つ。

しかし彼方のその星からはシャピアロン号を迎えるメッセージが・・・

2011年9月10日土曜日

ガニメデの優しい巨人 ジェイムズ・P・ホーガン

前作『星を継ぐもの』で人類がどこからやってきたのかをあっと驚く展開で解きほぐして来た著者が、更にその歩みを進め、人類がなぜ誕生したのか、というところまで踏み込んで描かれたのが本作である。

2011年9月8日木曜日

星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガン

実はこの小説、かなり昔、まだおぼこい学生だった頃に1度読んだことがある。
その頃マイブームだったと思われるSFや伝奇モノのひとつとして読んだのだと思う。
それからずっと、イイ印象を持ってずっと記憶にとどまっていたのだから、きっと当時の自分も面白く読んだのだと思う。

ただ、今回読んでみて当時読んでうっすら覚えていた内容の印象とは違っていたのは単なる記憶違いなのだろうか。

2011年8月12日金曜日

守護天使 上村佑

第2回日本ラブストーリー大賞を受賞した作品。

本作の主人公、須賀啓一はハゲでデブで糖尿病や痔も患う50歳のサラリーマン。
仙台で親族の会社で働いていたがリストラされ、職を求めて東京に一家で転居してきた。横浜の「さわやか若者支援塾」でカウンセラーの仕事を見つけるも収入は以前の半分以下になり家庭内での彼の地位は地に落てしまう(もともとあまり高い地位ではなかったが・・・)。

昔からの口癖が「まあ、仕方ない」である。


2011年7月7日木曜日

巡査の休日 佐々木譲

前作『警官の紋章』から再び事件が続いていく。

前作で小島百合巡査が発砲し負傷を負わせ逮捕した婦女暴行殺人犯が警察病院から逃走するところから話が始まる。
そのタイミングで逮捕時に狙われていた村瀬香里にストーカー行為とも取れるメールが携帯に送られてくる。
すぐさま小島百合は村瀬香里の身辺警護を命じられる。

2011年6月5日日曜日

犯罪小説家 雫井脩介

デビュー作でミステリー系の新人賞を受賞し、3年後の5作目『凍て鶴』が日本クライム文学賞を受賞した新進作家の待居涼司。
その『凍て鶴』に映画化の話が持ち上がり、監督・脚本に選ばれたのが、天才的な嗅覚で物事の本質を独自の視点で切っていく人気脚本家の小野川充。
この二人の才能がぶつかりお互いがインスパイアされ素晴らしい作品が出来ると思われたのだが・・・

2011年5月6日金曜日

プリンセス・トヨトミ 万城目学

ひさびさにわくわくしながらページをめくる小説に出会えた。
荒唐無稽な話だが大阪人が読むとあながち無きにしもあらず、と思ってしまう。
ウソの話を作るには綿密な調査と詳細図を作り土台をしっかりしたものにしておかないとどこかで破綻してしまう。
この物語も大きな嘘をきちんとした歴史公証・組織などの詳しい内情・仕組みなどをきちんと描いてフォローしているからこそ物語に没入していけるのだと思う。

2011年4月21日木曜日

わたしを離さないで カズオイシグロ

静かな、とても静かな作品だ。

介護人のキャシーによる過去の回想録として物語は進む。

キャシー・ルース・トミーが過ごしたヘールシャムでの話。

2011年4月15日金曜日

ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎

全編に漂う喪失感


でも執着心はなく、物事を諦観するかのような登場人物。


普段は自分自身でも感じられないけれど、街中に流れている音楽や何かの出来事、そして誰かのしぐさにその当時の情景がありありと思い出され、胸の奥がほんの少し苦しくなる。


グラスホッパー
アヒルと鴨のコインロッカー
そしてこのゴールデンスランバー等々・・・
伊坂幸太郎の小説といえばそんな雰囲気一杯の作品が多いように思う。




今回の物語も伊坂幸太郎独特の軽いタッチで進んでいく。
ただ起こる事件は首相暗殺というこれまでの話に比べてもかなり大きなものになっている。


2011年3月27日日曜日

タッポーチョ太平洋の奇跡 ドン・ジョーンズ

大場栄陸軍大尉
1944年2月、歩兵第18連隊衛生隊長としてサイパン島へ転出。その年の6月にアメリカ軍がサイパン島へ上陸、サイパン島守備隊の第43師団が全滅した後も生き残った兵を率いてタッポーチョ山を拠点にアメリカ軍に抗戦し続けた。そして日本の敗戦が決まった後も山を下りず、1945年11月27日に天羽少将による正式な降伏命令書を受け、12月1日に47名の兵士と共にアメリカ軍に投降した。

この本は、その大場大尉がアメリカ軍に投降するまで、常に死と隣り合わせのギリギリの状況が続いたジャングルの中で何のために戦うのか苦悩しながらも生き抜いた日々を描いたものである。


2011年3月16日水曜日

ダンシング・ヴァニティ 筒井康隆

やってくれるよ、まったく!!!

筒井康隆、齢77の超実験的小説『ダンシング・ヴァニティ』
読み始めて戸惑い、どこに連れて行かれるのか皆目見当もつかず、読み進むうちに混乱し、読み終わる頃にはすっかり憔悴してしまう問題作。

四畳半神話大系 森見登美彦

「太陽の塔」に続く森見登美彦の二作目の長編である。

四つの物語に分けてはいるもののこれはIFの物語で、主人公の”私”が選択するものによって起きる出来事を描いている、いわゆるパラレルワールドものといえる。

四つの話の中には同じような設定、セリフなどを微妙にズラして入れ込んであって、それがそれぞれの話に関わってくる。
膨大な言葉のボキャブラリーとその言葉による伏線張りまくりで独特の森見ワールドが展開される。

2011年3月6日日曜日

シンセミア 阿部和重

すごい小説だと思う。
文庫本で全4巻。その長さもかなりのものでそれはそれで読む側に身構えさせるだけのものはある。
でも大長編の物語なんて世の中には数えきれないくらいあるのでそのことだけでこの作品がすごいってことには決してならない。
この本のすごいところは、読んでいて自分がこの小説のどこに惹かれるのかまったくもってわからないにもかかわらず読み出したらどんどん引き込まれて止まらなくなってしまうところなのだ。
まぁあくまで個人的見解だけれど・・・

2011年3月3日木曜日

警官の紋章 佐々木譲

北海道警シリーズ第3弾
一作目の『笑う警官』で起きた一連の事件によるダメージがまだ抜け切っていない北海道警に再び悪夢が!って感じ。